(株)ミトリカ
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INTERVIEW
Y・S(製造部細工係)
2012年入社

ミトリカで働くスタッフのインタビューです。ガラスに興味があった人、ものづくりが好きな人、手に職を付けたい人…。ミトリカとの出会いは様々です。一人 ひとりの仕事への向き合い方、現在携わっている仕事、今後の目標などをご紹介します。

ガラス加工のおもしろさ。

工業系の高校を卒業して、ミトリカの求人を見つけて応募しました。ものづくりの仕事に携わりたくて。私は今、封止(ふうじ)という仕事に携わっています。色々な金属や合金を、石英ガラス管やパイレックス管などへ封入加工する業務です。ガラスをバーナーで熱し、柔らかくなった状態で加工していくのですが、ガラスはあっという間に冷えてしまい、割れやすい状態に戻ってしまうため、慎重に作業していかないと割れてしまいます。指先の神経を研ぎ澄まし、ひとつ一つ丁寧に加工していく繊細な作業です。作業がうまく行って、狙い通りの綺麗な形に仕上げられた時には、思わず「楽しい!」と声を出したくなってしまうほど(笑)。とはいえ、ガラスを扱えるようになるためには多くの失敗もしてきました。失敗を恐れずに何度もチャレンジできたのも、職場の先輩方の根気強い指導のお陰だと思っています。

趣味も仕事も応援してもらえる会社。

私は小さい頃にぜん息を患っていたこともあって、私が10歳の時から、親が古式泳法を習わせてくれていました。きっかけは病気だったんですが、徐々にその面白さにハマって。今も趣味として古式泳法に取り組んでいます。大会で遠征がある際は、金曜日から有給を取らせてもらって会場に移動して、土日の本番に臨むんですが、職場の皆さんが笑顔で送り出してくれるんです。もしかしたら会社によっては「あいつだけ特別扱いして…」とイヤな顔をする人もいるのかもしれないですが、ミトリカの皆さんは私の趣味を応援してくれて。「プライベートも仕事も充実してる」って、よく採用ホームページで見かける月並みな言葉なんですが、ミトリカでは本当に実現できるんですよ(笑)。本当に有難いんです。休みをいただいた分はちゃんと仕事で返せるように、ますます仕事を頑張ろう!って思うんですよね。

長く険しい道のりも、
仲間となら歩ける。

尊敬する先輩方はたくさんいらっしゃるんですが、直属の上司であるEさんには特にお世話になっています。どの分野もそうなんだと思いますが、ガラス加工で一人前の職人になるまでの道のりは、本当に長いです。頑張ったからといって、短時間で習得できる技術ではありません。本音を言うと、諦めてしまおうかと思ったこともありました。そんな時もEさんが声を掛けてくれて。仕事の話じゃなくて、家族の話とか子どもの話とか、そんな話で場を和ませてくれて。仕事で悩むと、仕事のことばかり考えちゃって行き止まりになっちゃうんですよね。でも、仕事がうまく行かないからといって、自分自身がだめって訳じゃない。プライベートも仕事も、全部ひっくるめて自分。そう考えられるようになると、気持ちに余裕が生まれて、不思議と仕事もうまく行くようになりました。上司というか、文字通り人生の先輩です(笑)。